マイホームのリフォームを検討している方のなかには、床材を思い切って変えたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
床材で印象が変わるため、自分の好みに合わせて床材を選ぶためには、どんな種類があるのかをまず知っておくことが必要です。
ここでは床材の種類についてや、特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
リフォーム前に知っておきたい!床材の種類とは?
床材にはさまざまな種類があるため、それぞれの特徴についてご紹介します。
クッションフロア
床材のなかで最も手軽にリフォームできるのがクッションフロア。
塩化ビニールを素材としたロールシート状の製品で、大理石や木目、タイルなどの柄がプリントされているため、ほかの素材に見えるのも特徴です。
フローリング
木材を加工したものや、天然木をそのまま用いた製品があり、もっとも人気の高い床材です。
滑りにくく加工された製品や、防音性の高い製品など、幅広いラインナップがそろっています。
おもなフローリングの種類には以下のものがあります。
●合板材(複合フローリング):薄い板を何枚か貼り合わせた合板の表面に天然木の薄板を貼り付けた床材
耐水性や耐傷性に優れており、掃除がしやすく、色合いや木目のバリエーションが豊富などの特徴があります。
●無垢材:100%天然木を使った床材
合板材に比べて汚れがつきやすい点がありますが、調湿性に優れ、天然木ならではの香りと肌触りを感じられます。
畳
日本人にはなじみが深い床材で、イグサを材料としています。
独特の柔らかさがあり、和の趣を感じさせます。
リフォーム前に知っておきたい!床材のメリットやデメリット
それぞれの床材のメリットやデメリットをご紹介します。
クッションフロア
肌触りがソフトで、柄も豊富なうえ、価格が安いのがメリットでしょう。
お手入れもしやすく、水をこぼしたり汚れがついた場合でも簡単にふき取れます。
デメリットは、表面がやわらかいので傷がつきやすく、熱に弱いことです。
クッションフロアの上に家具を置くと跡が残ってしまったり、ちょっとした熱で溶けたり焦げ付いてしまうこともあります。
フローリング
高級感があり手入れがしやすいのがメリットで、掃除もしやすくダニやカビが発生しにくいでしょう。
木ならではのあたたかみを感じることができ、機能も豊富です。
一方 デメリットとしては、コストが高く、傷が付きやすいことです。
また、水にも弱いので、濡れてしまったらすぐにふき取りましょう。
畳
イグサが持つ独特の香りと柔らかさを感じさせ、部屋の湿度を適正値に保ってくれます。
しかし、外干しや 数年に1度の張替えが必要になるなど、メンテナンスにかける費用や手間といったデメリットがあります。
まとめ
床材の種類や特徴についてご紹介しました。
家族のライフスタイル、趣味などによって、ふさわしい床材を選びましょう。
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