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近年、省エネ性能が高い家づくりへの注目度がますます高まってきています。
この記事では、マイホーム購入前にぜひ知っておいていただきたい「LCCM住宅」の魅力について解説します。
住宅購入における補助金などのメリットもあるため、この機会にチェックしてみましょう。
マイホーム購入で検討したい！LCCM住宅の条件とは？
省エネ性能の高い住宅が注目されている現在、「ZEH住宅（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」と同じく注目されている「LCCM住宅（ライフ・サイクル・カーボン・マイナス・ハウス）」があります。
ZEH住宅は、断熱性能や高効率の住宅設備の導入により年間の一次エネルギー消費量の収支ゼロを目指した住宅のことを指しますが、LCCM住宅は、建設・運用・廃棄時における省CO2に取り組みライフサイクルを通してCO2の収支のマイナスを目指す住宅です。
LCCM住宅の認定には条件があります。
●建築環境総合性能評価システムと呼ばれるCASBEE（キャスビー）の戸建評価認証制度のランクがSまたはAかつライフサイクルCO₂（温暖化影響チャート）ランクが5つ星である
●国土交通省の「サステナブル建築物等先導事業（省CO2先導型）」のLCCM住宅部門における補助金の交付をうけた
LCCM住宅の認定にはこの条件を満たすことが必要となります。
マイホームとしてLCCM住宅を購入するメリットとは？
LCCM住宅のメリットは、一般的な住まいよりも断熱性能が高く、消費エネルギーを抑えながら年間を通して快適な暮らしが実現できるところです。
暖房や冷房にかける光熱費が大幅に抑えられますし、長い目で見ても地球環境や家計にやさしい住宅と言えます。
また、住宅としての性能が良いため、財産価値の高い不動産であることや世代を越えて住み続けることができることなども魅力です。
マイホーム購入前にチェック！LCCM住宅のデメリットとは？
LCCM住宅のデメリットは、建築費用や住宅設備導入などの初期費用がかさんでしまうこと、まだLCCM住宅づくりに対応している建築会社や専門家などが少ないことなどが挙げられます。
大手ハウスメーカーなどに限定されてしまうため、地方などの地域によってはLCCM住宅の購入が難しくなってしまう場合もあります。
また、LCCM住宅にすることで、屋根・壁・窓・ドアなどの住宅設備の選択肢がある程度決まってしまったり、思い描いていた間取りや外観の住まいを持つことが困難になる場合もあることを覚えておきましょう。
まとめ
ZEH住宅やLCCM住宅のように、地球環境や毎日の生活のためにより良い住まいをつくるのは、社会にとってもマイホーム購入者にとってもメリットが大きいものです。
ぜひ、LCCM住宅の魅力を家族で考え、マイホーム購入に役立てていただければと思います。
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