今回は、不動産売却を検討されている方への参考情報として、不動産売却においての注意点について解説します。
「仲介による不動産売却」と「不動産業者による直接買取」との契約の違いや注意点および、離婚が原因で不動産売却をする際の手順や注意点について説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
仲介による不動産売却と直接買取の契約の違いや注意点
ではまず「仲介による不動産売却」「不動産業者による直接買取」、両者の契約の違いや注意点を挙げていきましょう。
●仲介による不動産売却の買主は個人だが、不動産業者による直接買取の買主は法人
●仲介による不動産売却は仲介手数料がかかるが直接買取では仲介手数料は不要
●仲介による不動産売却なら相場の価格で売却できるが直接買取の買取価格は相場より数割安くなる
●仲介による不動産売却は相談開始から物件引き渡しに数か月~1年ほどかかるが、直接買取ならすべての手続きを数週間~1か月程度でおこなうことが可能
●仲介による不動産売却は売主に「契約不適合責任」があり、隠れた瑕疵があった場合責任をとらなければいけないが、直接買取なら契約不適合責任が免責される
こうして見てみると、仲介による不動産売却は「時間がかかるし瑕疵に対する売主の責任が大きい」というのが大きな注意点です。
また不動産業者による直接買取は「買取価格が安くなってしまう」というのが大きな注意点であることがわかります。
離婚にともなう不動産売却!その手順や注意点とは?
離婚が原因で不動産売却をする場合の手順は、基本的には普通の不動産売却と同じです。
少しでも高く売りたいなら仲介による不動産売却を、早く売りたいなら不動産業者の直接買取を利用すると良いでしょう。
そして、離婚による不動産売却の主な注意点としては以下のようなものが挙げられます。
●離婚前に不動産売却をして財産分与すると「贈与」とみなされて贈与税がかかってしまうので売却は離婚後におこなうこと
●売却する不動産が夫婦の共有名義の場合は、不動産売却について両者の承諾が必要となるので、事前にしっかり話し合って合意しておくこと
●不動産の売却金額が住宅ローンの残債よりも多いアンダーローン状態なら、売却したお金でローンの一括返済ができるが、売却金額が住宅ローンの残債よりも少ないオーバーローン状態だと、足りない金額分を別途用意しなければ売却できないのでその資金のめどをつけておくこと
以上、3つの注意点を理解し話し合いをしていきましょう。
まとめ
今回は、仲介による不動産売却と不動産業者による直接買取との契約の違いや注意点および、離婚が原因で不動産売却をする際の手順や注意点を解説しました。
注意点を理解したうえで、自分のご事情に合った売却方法を選択しましょう。
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