相続や贈与、賃貸物件の退去など、空き家のオーナーになる可能性はあります。
所有した空き家を売るべきか、貸すべきかは不動産の状態によって異なりますが、それぞれのメリットとデメリットをしっかりと理解したうえで検討することが重要です。
この記事では、空き家になっている不動産をどうしたら良いか、ポイントを解説していきます。
空き家を「売る」「貸す」ときのメリットとデメリット
それぞれのポイントを理解して、持っている空き家の場合どちらがお得か検討していきましょう。
空き家を売る場合、即現金化することができ、建物の維持費、固定資産税などの税金がかからないといったメリットがありますが、資産を手放すことになるのがデメリットでしょう。
一方で、空き家を貸した場合は、家賃収入が得られ、将来その家に住むことができるというメリットがあります。
しかし、設備が故障した場合などの費用負担は避けられないといったデメリットもあります。
その家に今後も住む予定がなければ売るほうが突発的な修繕費の負担をすることがないので金銭面メリットが大きいと考えられます。
また、地価上昇の見込みがある立地であれば、貸すことで家賃収入を得ながら地価が上がったところで売ることも可能です。
貸す場合は賃貸需要の高い地域以外だと借り手が少なく、結果的に空室リスクが上がってしまうことなりかねないので、賃貸需要がある立地なのか事前に把握しておくこともポイントになります。
空き家を売る前に計画を立てよう!状態把握すべきポイントを解説
高く、早く売れるようにするには売却計画を立てることが大切ですので、空き家と敷地の以下のようなポイントを把握しておきましょう。
●境界の確認(境界杭が入っているか)
●電気・水道・ガスが使用できる状態か
●雨漏りはないか(屋根・外壁にヒビがないか)
●周辺物件の価格
売却は、空き家をそのまま残した「古家付き土地」、空き家を解体して「更地」にする、空き家を「リフォームしてから売却」などの方法があります。
それぞれ特徴がありますが、「古家付き土地」よりも一時的に解体費用はかかりますが「更地」にしたほうが高く売りやすいです。
「リフォームしてから売却」ですと、買主の好みにあえば、すぐ売れる可能性がある半面、好みに合わない場合は売却代金を見直すことを検討していく必要があります。
また、法令上の制限を確認したり周辺で売りに出ている物件の金額をチェックしたりすることで、空き家をどう売っていくか考えてみましょう。
まとめ
空き家を「売る」場合と「貸す」場合のメリットとデメリットを解説しました。
どちらも理解したうえで、ご自身にあった方法を決めることが大切です。
売却は事前に計画を立てどのように売り出すか考える必要があります。
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