住宅ローンを組むときには審査があり、審査にとおらないと住宅ローンを組めず、家を買うことができません。
審査にとおるためには審査基準などを把握しておく必要があります。
審査の流れや基準と対策についてご紹介します。
住宅ローンの審査の流れについて知っておきたいこと
住宅ローンで借りる金額は多額になります。
貸す側の金融機関は貸した金額を回収できないようなことにならないように、借りる側の支払い能力や不動産などの資産の有無を審査します。
では、審査はどのような流れでおこなわれるのでしょうか。
審査は事前審査と本審査の2段階でおこなわれます。
事前審査
住宅ローンが組めないと家が買えないケースが一般的なため、売買契約を結ぶ前に事前審査で住宅ローンを組めるかどうかを知る必要があります。
事前審査では収入や職業を基本的には自己申告した情報で審査します。
事前審査にかかる期間は3~4日で、事前審査にとおったら正式申し込みをします。
本審査
本審査では、物件や自分に関する重要書類を提出して詳細な審査がおこなわれます。
本審査にかかる期間は、1~2週間くらいです。
事前審査にとおっても本審査にとおらないケースもあります。
本審査にとおったら住宅ローン契約を結び、家を引き渡されるタイミングで借り入れとなります。
住宅ローンの審査基準を知ることで審査に備えよう
住宅ローンの審査にとおるためには基準を知る必要があります。
国土交通省が金融機関に対しておこなった「住宅ローンの審査で考慮する点について」のアンケート結果から審査基準をご紹介します。
●団体信用保険に加入できるような健康状態であること
●完済時の年齢が80歳未満であること
●借り入れ時の収入が安定していること
●購入する家に住宅ローンに貸す金額に見合った担保評価があること
●返済負担率が年収に対して20%~25%であること
●個人信用情報に瑕疵がないこと
転職したばかりで勤続年数が少ないなど、不安定な雇用形態だと審査にとおらないケースもあります。
住宅ローンの審査にとおるための対策について
住宅ローンの審査にとおらなければ、家を買うことはできません。
審査にとおるための対策をご紹介します。
借り入れ額が自分の収入に見合った金額であるかを確認し、借り入れ金を減らすために頭金を多くできないか検討してみましょう。
長期ローンを組む際も完済時に65歳を越えていると、審査にとおりにくいので考慮する必要があります。
ほかの借り入れ金額を洗い出して、返済できるものはできるだけ返済しておきましょう。
持病などがあり、団体信用生命保険への加入が困難であるときは、加入義務のない住宅ローンを選びましょう。
過去の滞納などに不安がある場合は、信用情報を扱う会社に開示申請して事前に確認しておきましょう。
まとめ
住宅ローンの審査は事前審査と本審査があり、事前審査にとおっても本審査にとおらないこともあります。
審査の基準で重要なのは、返済時の年齢が80歳未満であることと健康で安定した収入があることです。
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