子どもが独り立ちして夫婦二人の暮らしになった、または長期での転勤が決まったなどのタイミングで新しいマイホームに住み替えたいと思われることもあるかと思います。
では、そのときには何をどうすれば良いのか、不動産取引は難しいと苦手意識を感じる方も多いので、その参考になる情報をお届けします。
買い替え時に住宅ローンの残債をどうすべきか
買い替えをするということは、現在お住まいのマイホームの売却と、新たな住まいの購入の両方の対応が発生します。
まず、売却には住宅ローンを完済する必要があります。
「どのように返済するのか」と「新しいマイホームをどのように購入するのか」を金融機関に相談し、資金計画を立て、良いタイミングで進めるようにしましょう。
残債を上回る資金が手元にある場合は先に新たな物件を買い進める購入先行、売却金で返済する場合はマイホームの売却を先に進める売却先行という形で進め方が異なります。
それぞれにそれぞれの注意点がありますので、金融機関の担当者に相談しながら進めるのがおすすめです。
マイホームを買い替えるメリットとは
今のお住まいから新しいお住まいに住み替えることには、いくつかのメリットがあります。
まず、そのときのライフスタイルにあった生活ができるようになることが1つ目のメリットです。
子どもが産まれて家族が増えた、就学するために学校の近くに転居したなど、そのときどきによって必要な間取りの家や地域に住み替えすると、ストレスの少ない生活を送れます。
そして、売却時にはその物件に設定された抵当権を抹消する必要がありますが、住み替えの場合は前の物件の残債と新たな借入金の両方を併せて買い替えローンが組める利点があります。
もう一点、駅前など今よりも条件の良い物件に住み替えていくことで、資産価値が上がるという利点もあるのも先を見越した場合には魅力です。
年収からみた借入金の目安と買い替えのタイミング
一般的に、借入可能額は年収の5倍までが目安とされています。
たとえば、年収が600万円であれば、借入金額は3,000万円までが目安です。
また、借入額と併せて返済負担率についても考える必要があります。
返済負担率とは、年間の収入に占める年間の返済額がどの程度の割合になるかということで、25%以下に抑える必要があると言われています。
この2つの条件が合致した場合の借入額を、目安とするとより安心です。
そして、タイミングに関しては、出産・入学・お子さんの独立などライフスタイルの変化があったときがベストです。
しかし、それだけでは決めず、返済額や借入額の目安も併せてチェックするようにしてください。
まとめ
住み替えに限らず、人生にはそのときどきにあった行動のタイミングがあるものです。
迷うことがある場合は、それぞれの専門家に相談しながら進めると、より良い方向へ導いてくれるでしょう。
私たちセンチュリー21不動産情報センター では、大阪市港区、大阪市大正区、大阪市此花区を中心に、不動産の売買についてご相談を承っております。
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