不動産売却の流れとは？やることや売却活動・期間などもわかりやすく解説

不動産売却を検討している方にとっては、いくらで売れるだろう、どのくらい時間がかかるだろう、といった素朴な疑問があるかもしれません。
自分の希望どおりに売却するにはコツや流れがあることを理解してください。
今回は、不動産売却の全体の流れ、売主としてやること、売却の期間などについて解説します。

不動産売却の流れとやること

不動産売却を検討し始めたら、まず全体の流れを理解しましょう。
ここでは不動産売却までの流れを順を追ってご紹介します。

売却相談

相場を調べたうえで、必要な書類を準備し、複数の不動産会社の査定を受けます。

媒介契約の締結

3種類の媒介契約の中から、自分に適したものを選び、売却活動の方針を決めます。

内覧の準備をする

不動産会社が売却活動を開始するのと並行して、内覧の調整など準備を進めます。

購入希望者と条件交渉をする

内覧や不動産会社の販売活動により絞られた購入希望者と売買条件の交渉をします。

売買契約書の締結

買主が決定したら、重要事項を説明し、契約書を作成し、手付金の支払を受けます。

決済・引渡し

売主・買主・不動産会社・銀行の担当者を交えて決済を完了し、同日に物件の引渡しをおこないます。

確定申告・納付

不動産売却の翌年2月16日～3月15日の間に、確定申告をおこない、決定した税金を納付します。

不動産売却活動の流れ

物件情報を公開して購入検討者を探します。
インターネット広告、チラシなど幅広い手法を駆使して、効果的な販促広告をおこないます。
購入検討者を案内し、売主も立ち会い、積極的に物件の魅力などを説明します。
この内覧が購入検討者の判断を左右しますので、場合によってはプロのクリーニングをおこなってください。
不動産購入の動きが少ない場合は値下げを含めた価格の見直しが必要です。
この場合、値下げ幅やタイミングが重要なので、担当者とよく打合わせをすることが大切です。
購入希望者と価格や引渡し時期などを交渉し、値下げ交渉には丁寧に対応し、成約まで持っていくことを粘り強くおこないます。

不動産売却にかかる期間

不動産売却の期間は、一般的に3～6か月程度です。
情報収集から査定、不動産会社を決めるまで1～2か月、売却活動開始から内覧、条件交渉まで2～3か月、契約から決済・引渡しまで1か月が標準的です。
売却期間が長引く理由としては次のことが想定できます。

売り出しの時期が悪い

入学、就職など人の動く時期（1～3月）がもっとも売れやすいので、この好機を逃さないようにしましょう。

物件価格が高い

相場と比較して高い場合は時間がかかる可能性があります。

不動産会社の見極めが大切

不動産会社には物件の得意不得意や情報量の多いエリアなどがあります。

物件に魅力がない

物件の魅力を最大限引き出す努力をし、必要があれば値下げやリフォームを検討してください。

まとめ

不動産をうまく売却するには手順があり、その手順を誤ると思いのほか時間がかかってしまうことになりかねません。
全体の流れと手順をしっかり理解して、やることをリスト化し、チェックしながら進めていけば、きっと良い結果が得られるでしょう。大阪市此花区を中心に不動産物件の売買のサポートをおこなっております。

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