公的年金の減額などを背景に、老後資金に不安を持つ方が不動産投資で準備しようと考えることから、不動産投資に注目が集まっています。
不動産投資をするにあたっては、銀行から融資を受けることが一般的で、このことが不動産投資の成功のポイントになっています。
ここでは、不動産投資を検討し、オーナーになりたい方のために、融資の流れ、必要な条件などをご紹介します。
不動産投資で融資を受ける流れ
自分の希望する結果を得るためには、全体の流れを把握し、手順を踏んで確実におこなうことが重要です。
銀行との相談・面談
自分で開拓するより不動産会社の提携銀行を紹介してもらい、アポを取ったうえで、相談に行きましょう。
ここで求められる書類を提出し、事前審査を受けます。
ローン申請申し込み
銀行が決まり事前審査を通過したら、本審査のための書類を提出します。
審査結果通知
融資決定までには、一般的に2週間~1か月程度の時間が必要で、担当者とやり取りをしながら、追加書類などを提出します。
融資手続き
審査が終了したら、融資条件や契約のための手続きについて担当者から案内があります。
金銭消費貸借契約、抵当権設定契約、団体信用生命保険などの契約書を作成します。
融資実行
実行日に決定額が振り込まれ、物件購入代金を支払います。
不動産投資ローンを受けるために必要な条件
銀行が設定した融資を受けるための条件をクリアする必要があります。
まず、個人の属性、信用度のチェックですが、安定した年収(400万円以上が求められる)、雇用形態(正社員、公務員、医師などは優遇)、勤続年数、勤務先、健康状態などがポイントとなります。
次に、自己資金は融資額の10%~20%を有していることが標準的で、仲介手数料や登記移転費用などの現金も必要となってきます。
最後は物件情報ですが、収益性の高い物件であるか、担保能力の高い物件であるかが重要な審査対象となります。
不動産投資ローンの金利
長期ローンとなることにより支払う返済額が大きく異なるため、ローン選択の重要なポイントになります。
固定金利は借り入れ時から返済完了まで固定される方式で、変動金利よりやや高めに設定されています。
返済額が一定なので資金計画が立てやすい半面、トータルの返済額が多くなる場合があります。
変動金利は半年ごとに見直され、大きく変動した場合でも、毎回の返済額は5年ごとに見直しが行われます。
金利が下がれば返済額が減るため、貯蓄などに使うことができますが、常に上昇の不安がつきまとうことになります。
現在は長期的に低い水準にあるため、変動金利を選ぶほうが有利です。
まとめ
高額なローンを組むことに抵抗がある方もいるかもしれませんが、不動産投資を効果的に進めるためには不動産投資ローンは不可欠です。
不動産のオーナーになるためには知っておくことがたくさんありますが、ローンを効果的に活用して自分の希望するオーナーを目指してみませんか。
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