二地域居住や週末別荘などのセカンドハウスの取得には、通常の住宅ローンは利用できません。
セカンドハウスを取得する際には、セカンドハウスローンの利用が一般的です。
そこで今回は、大阪市エリアでセカンドハウスの取得をご検討中の方に向けて、セカンドハウスの取得に使えるローンの種類や審査基準、住宅ローンとの違いについて解説します。
セカンドハウスの取得に使えるセカンドハウスローンとは?
セカンドハウスローンとは、セカンドハウスの購入や建築、リフォームなどをするときに利用できるローンのことです。
セカンドハウスローンは2種類ある
セカンドハウスの取得に利用できるローンには「セカンドハウス専用ローン」と「フラット35」の2種類があります。
セカンドハウス専用ローンとは
セカンドハウス専用ローンは、融資上限額を高く設定している金融機関が多いことが特徴です。
ただし、一般的な住宅ローンよりも金利が高く、利用条件が厳しいというデメリットもあります。
フラット35とは
全期間固定金利のフラット35では、セカンドハウスの取得にも住宅ローンと同様の条件で利用できます。
セカンドハウス専用ローンよりも低い金利で利用できるというメリットがありますが、対象物件が所定の技術基準を満たしていなければ利用できません。
セカンドハウスローンと住宅ローンの違いとは?
セカンドハウスローンを検討するには、一般的な住宅ローンとの違いを把握しておく必要があります。
金利が違う
セカンドハウスローンと住宅ローンでは、金利の設定が異なります。
住宅ローンの金利は1%を切ることもありますが、セカンドハウスローンでは2%後半~4%で推移することが多いようです。
税金の控除が違う
一般的な住宅ローンであれば、居住開始から10~13年の間、所得税や住民税の節税となる住宅ローン控除が受けられます。
しかし、セカンドハウスローンは「自己の居住の用に供した」ローンではないため、住宅ローン控除の対象にはなりません。
セカンドハウスローンの審査基準とは?
セカンドハウスローンを利用する前に知っておきたい審査基準は次の3つです。
1.返済能力
セカンドハウスローンでは、住宅ローンとの二重ローンになるケースが多いため、返済能力の高さが求められます。
そのため、多くのセカンドハウスローンで年収500万円以上が基準となっています。
2.健康状態
住宅ローン同様、セカンドハウスローンを組む際には団体信用生命保険への加入が求められます。
つまり、この生命保険に加入できる健康状態でなければ利用できないということです。
3.雇用状況
正社員として雇用されている方は、安定した収入が見込まれるため審査にとおりやすい傾向にあります。
また、勤務先の経営状況が安定しているほど評価は高くなり、転職の頻度が少ないほど問題なく返済できると判断されます。
まとめ
セカンドハウスの取得にはセカンドハウスローンの利用が便利です。
金利が高めであることを考慮して、無理のない返済プランを立てましょう。
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