単身で暮らす方のなかでも、今後は50代以上の独身者や高齢者の増加が予想されます。
しかし単身で暮らす方のなかには、社会とのつながりを求めている方も多いでしょう。
そこで今回は、コミュニティ型賃貸住宅とは何か、そのメリットや経営するコツについてご紹介します。
所有物件の空室にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
コミュニティ型賃貸住宅が注目を集める理由とは?
コミュニティ型賃貸住宅とは、住民たちが交流できる共有スペースを設けている賃貸物件のことです。
コミュニティ型賃貸住宅には、コモン付き賃貸とコレクティブハウスの2種類があります。
コモン付き賃貸とは、各住戸は独立していて、専用の共有スペースが設けられているタイプです。
一方、コレクティブハウスは、共有スペースに調理室が付いているなど、共有部分が充実しています。
コミュニティ型賃貸住宅は、シェアハウスとは違い個々のプライバシーを保つつつ、住民同士のコミュニケーションが図れるようになっています。
▼この記事も読まれています
土地活用のためのシェアハウス経営とは?メリットと費用についてもご紹介
コミュニティ型賃貸住宅のメリットとデメリット
コミュニティ型賃貸住宅のメリットは、空室対策ができることです。
入居者同士のつながりを求めている住民が多く、長期で入居してもらえることが見込めます。
コミュニティ型賃貸住宅はそこまで一般的ではなく、競合物件が少ないことも空室対策できる理由です。
共同で住居を守ろうと意識する住民が多く、大家さんに協力的であることが大きなメリットでしょう。
一方、コミュニティ型賃貸住宅のデメリットは管理に手間がかかることです。
共有スペースの維持管理が必要になるため、従来の賃貸住宅より費用もかかります。
また、従来の賃貸住宅とはコンセプトが異なるため、それを理解していないと経営が上手くいかなくなる可能性もあります。
思わぬ手間がかからないように、大家さんだけでなく住民にも正しくコンセプトを伝えることが大切です。
▼この記事も読まれています
土地活用におけるマンション経営!アパート経営の違いやメリットをご紹介
コミュニティ型賃貸住宅を上手に経営するコツ
コミュニティ型賃貸住宅を上手に経営するコツは、ターゲット設定を適切におこなうことです。
全国どこでも成功するとは限らず、エリアの人口変動などを調べてから検討しなければなりません。
また、持続可能なコミュニティを形成させる工夫が経営を成功させるコツです。
住民が「ここに住み続けたい」と思えるように、大家さんは楽しいイベントを積極的に企画するなどの工夫が求められます。
ほかのコツとしては、コミュニティ形成の面でふさわしい入居者を選ぶことです。
協力的でない住民がいるとトラブルが起こる可能性があるため、入居審査の際には人柄も重視しましょう。
▼この記事も読まれています
一棟アパートのオーナー向けの火災保険についてご紹介
まとめ
コミュニティ型賃貸住宅は、共有スペースを活用して住民同士のつながりを深める役割を果たします。
一度気に入ってもらえれば長期間の入居が見込めるので、空室対策に効果的です。
コミュニティを持続できるように、大家さんには入居者が気持ち良く過ごせる工夫が求められます。
私たちセンチュリー21不動産情報センター 弁天町店は、主に大阪市港区、此花区、西淀川区、大正区、西区、住之江区南港を中心に不動産売買のサポートをおこなっております。
お客様の不動産売買を全力でサポートいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓